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2005年08月12日
ちょっぴりセンチメンタル
この春、病気で最愛のご主人を亡くした彼女は、「もうすぐ大型自動二輪の免許が取れそうですぅ」と、今日、笑顔で話してくれた。
そして、私と一緒に走るのが夢だとも言ってくれた。
彼女は、バイクの免許の他にも、介護資格の免許も取りに行っている。
寂しそうに「じっと家にいることができないので・・・」と、ぽつりと言った言葉が心に刺さってしまった。
あの時の私と同じ思いなのだろう。
バイクの免許なんか本当は、どうでもヨカッタのだ。
ただ、馬鹿みたいにあの大きな鉄のかたまりに跨って、何度も何度も転んだりして、頭の中をからっぽにしたかっただけなのだ。
強制的にでも体を動かしていなければ、前を向くことも、立ち上がことも、眠ることも、他人と話すことも、食事さえもできなくなってしまいそうだったから。
心の悲しみや傷は、目には見えない。
時間がいくら流れても、忘れてしまうことなんか出来ない。
でも、いつまでも「そこ」にとどまっているわけにはいかないのだし、他人にどう思われても、今は、彼女のやりたいように、好きなように、ただがむしゃらに心と体を動かして、そこから何か「抜け道」を探して欲しいと思う。
もうすぐ、一緒にHarleyで走れるよね(^^)
風を思いっきり浴びて、仲間と高速を何度も何度もブッ飛ばしているうちに、きっと私みたいに本当にバイクに乗っていてヨカッタな、救われたなと思える日が来るのではと、思う。
日航機事故のドキュメンタリー番組を見ていたら、ちょっと切なくて悲しくなってしまいましたが・・・・
私は、とっても、相変わらず「元気」です。笑
投稿者 *mieko : 2005年08月12日 23:02
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