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2006年07月18日

切ないね。

my favorite storyのひとつ、江國香織の「デューク」
彼女が今ほど、ブレイクする以前から、ずっと読んでいた短編集の中のひとつです。
偶然昨日、テレビのオムニバスで、ドラマ化されていた。
少年と行ったのが、スケート場じゃなくて、原作ではプールで、デュークがラブラドールじゃなくて、原作では牧羊犬のプーリーであることを除けば、小説とほとんど同じように映像でも描かれていた。

話がわかっているだけに、私ったら、最初のシーンから号泣してしまって、自分でも情けなかったんだ。
どこかの大学入試に、この話が、全文問題として出されたそうだが、涙を流す受験生が続出したそうだ。
そ~ら、当たり前だろーーーー。
改めて、夕べ寝る前に、もう一度、本を読んでみたけれど、もう涙は出なかった。
最初の感動で、すべての涙が出てしまったせいかもしれない。

とにかく悲しいけれど、心が温まる、本当に切なくて幸せなストーリーです。
新潮文庫の江國香織「つめたいよるに」の文庫本にも収録されています。こちらなら、400円です。

泣きたい気分の夜には、お薦めの一冊。
←ヨロシクにゃ

◆わん&にゃんずと一緒に◆のあやぽんは、太鼓ゲームで手の皮むけちゃったらしいよ。痛そう(*_*)

投稿者 *mieko : 2006年07月18日 21:04

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